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日本で発売開始されてまだ日が浅いAmazon echoですが、ついに手元に届きました!
Amazon echoは招待制を導入しているため、購入するためにはAmazonで申し込みを行った後に、購入可能なリンクが送られてくるため、そのリンクから購入する必要があります。
こちらのメールで送られてくる購入用リンクですが、4日以内でないと有効なリンクとして機能しない為、確認したらなるべく早く注文した方が良さそうです。ちなみに、私の場合はプライム会員であることもあって、お急ぎ便で、注文した翌日には受け取れる状況でした。
今回は色々と使ってみてのレビューと”できること”への感想をメインにご紹介します。
Amazon echoの特徴や種類などについてはこちらの記事をご参照ください。
日本でも販売予約開始!Amazon Echoの機能・特徴・買い方とは?【価格】Amazon echo開封
こちらが自宅に届いたechoです。スタイリッシュな外箱で、連携しているスキル(連携可能なアプリ)関連の企業、アレクサへの話しかけ方、できることが記述されています。
中身もきれいに包装されていて、本体と電源ケーブルが別々に収納されています。
この手のデバイスにありがちですが、付属の説明書にはあまり詳しく使えるようにするまでの説明が書かれていないので、注意が必要です。
Amazon echoを使うまでの設定方法
Amazon echoは基本的にWi-Fi環境下でないと真価を発揮できませんので注意が必要です。
①Amazon Alexaというアプリをダウンロードする
②Amazon echoを電源に接続する
③Amazon echoが「設定ができます」としゃべり始めてオレンジ色に光ったら、Amazon AlexaアプリにAmazonアカウントでログインする
④左上のメニューから「設定」を選んでタップする
⑤〇〇さんのechoという所をタップし、Wi-Fiの設定を行う
ここまで設定が完了すれば、基本的なechoの機能は使用できるようになります。
echoの基本的な使い方
基本的には人工知能であるAlexaを呼び出してから注文をお願いする形なので「Alexa」と呼びかけると上記写真の様に青く光ります。
この光っている間に「〇〇して」「〇〇は?」等のことを話しかけると反応して実行してくれる形になっています。
また、基本的に何かを実行中に再度「Alexa」と呼びかけると受付のモードになるので、「止めて」というと実行中のモノがキャンセルになります。
Amazon echoのできたこと
①ニュースを聞けた
「ニュース教えて」
割と当たり前の機能なんですけれど、個人的に感動したのは音声の切り替えの部分です。多くのロボットやAIを搭載した機器は、ニュースの読み上げ時に、そのままの音声で頑張って読み上げようとします。ただ、音声合成が完璧ではないので、やはり聞きにくさがある印象でした。
しかし、今回のechoでは、NHKのアナウンサーの音声に切り替わってニュースを読み上げてくれるため、聞き取りやすく、朝の忙しい時間にもしっかり認識できそうです。
②やることリストを追加出来た
「やることリストに追加して」
メモを自分で記録する程ではないけど、覚えておく事に頭のメモリを使いたくない時に、やることリストとして言ったことを、代わりに覚えていてくれるということが出来ます。
もちろんリストを音声で確認することは出来ますが、アプリにも記録として残っているので、外出時に確認することも可能です。
③音楽を細かく指定して流せた
こちらはAmazon musicとの連携ですが「(アーティスト名)の(楽曲名)を流して」と言えば、その曲を再生してくれます。
もちろん、その曲を自分がAmazon musicで聞くことが出来る状態であることが前提ですが、Amazonプライム会員であれば、かなりの曲数を無料で聞ける状態にあるので、プライム会員の方は問題ないと思います。
また、echoを使っているユーザーは月額380円でAmazon music unlimitedという4,000万曲が聞き放題のプランに申し込めるので、音楽を聴きたい方はこちらへの入会が良いと思います。通常会員でも、プライム会員でも、echoユーザーなら月額380円です。
echoに「music unlimitedに登録して」といえば案内してくれます。
とはいえ、プライム会員であれば、わりと現状で十分に音楽を楽しめているので、他にも会員特典のあるプライム会員に入会することをおすすめします。
実際、music Unlimitedの月額380円よりプライム会員の月額325円(年会費3,900円)の方がどう考えても有用だと思います。プライム会員の特典については、下記の記事で詳しく説明しているので、ご参考ください。
Amazonプライムの秘密を暴く!本当にメリットのあるお得なサービスなのか?音楽の質も想像していたよりも良く、「音量上げて」「音量下げて」「次」という声での操作も便利です。音量はechoの上部のボタンでも操作可能なので安心です。
④何気ない会話を楽しめた
echoは、色々お願いするだけではなくて、色々と会話することが出来ます。会話といっても、1キャッチボールしか出来ないのですが、それでも楽しいです。
例えば、「おはよう」「おやすみ」「ただいま」「疲れた」など言えば、しっかり応えてくれますし、「お疲れさまでした」とこちらを労わってくれる言葉を投げかけてくれるので、単純に嬉しい気持ちになります。
傍から見ると、なんとなく寂しい感じかと思われがちですが、実際にechoに話しかけると、ついつい、毎日話しかけたくなってしまう魅力があります。
他にも「オッケー、Google」とか「ヘイ、siri」とか話かけても面白いです。
使ってみての感想
音声認識は最高
個人的に思ったこととして一番大きな所は「音声認識が最高!」ということです。
一般的にAIというとヒューマノイド型の”ペッパー”とか”ロボホン”といったロボットが注目されることが多いと思いますが、こういったロボットの場合、音声認識があまり良くなく「Yes, No」の質問に対する答えでさえ間違って認識してしまうことも少なくないです。
最近は認識も向上し始めていますが、受け答えや動作の実行に関してノンストレスとは言えない状況です。
ところが、今回の”Amazon echo”というより”Alexa”といった方が良いのかもしれませんが、私の言葉をクリアに聞き取って実行してくれますし、ストレスフリーです。
さらに、やることリストのように文字入力が正確である必要がある場合においても、かなりの精度で入力出来ている事から、音声認識最高!という他ないのが感想ですね。
今後の課題点
ただし、やはり現状として出来ることがあまり多くは無いという点は気になります。
想像以上に使ってみると快適ですし、買った価値があると思うのですが、さらに対応されるデバイスやサービスが増えればと思ってしまいます。
例えば、Philips HUE程度しかまともに連動できる家庭内のデバイスは現状ではありませんし、もう少し安価に対応家電が出てくれば需要が増えていくことは間違いないでしょう。
Google homeなどのライバルも多いですが、物流を握っている分、やはりAmazonデバイスは強いと思います。
ただ、Amazon echoで商品を注文しようとすると、検索最上位の商品しか提示できなかったりします。今の音声のインターフェイスでは、やはりPCやスマホ上で検索して注文する方が便利ですし、その辺りにも改善が必要かなというのが個人的な感想です。
でも、皆さんも一度つかってみたら本当に買ってみてよかったなって思うと思いますよ!