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皆さんは「勇者のくせになまいきだ」というゲームをご存知でしょうか?
普通のゲームでは勇者が主人公ですが、この作品では魔王側が主人公になります。そして、ダンジョンに攻め入ってくる勇者から魔王を守るのがプレイヤーである通称「破壊神様」です。
本家の「勇者のくせになまいきだ」というゲームでは、つるはしを使ってダンジョンを作成し、魔物を生み出して魔王を守っていたのですが、今回のアプリではパズルで魔物を生み出して勇者を撃退していきます。
本家は【勇なま】と略されていますが、今作は「勇者のくせにこなまいきだDASH」ですので【勇こな】と略されることが多いですね。魔王様のメタ発言連発の面白さはバリバリ健在です。
それでは早速シリーズ最新作「勇こな」のアプリをレビューをしていきましょう。
【勇こな】のゲームシステム
勇こなではパズル形式で魔物を生み出して勇者を撃退するワケですが、プレイヤーである破壊神様ができるのは「つるはし」でのブロックの破壊とブロックの移動です。
ブロックを破壊したり移動することで、魔物の書いてあるブロックを3つ以上繋げることによって勇者の周りに魔物を召喚することが出来ます。
そして、その攻撃で勇者のHPを0に出来ればステージクリアで、HPを削り切れなくて魔王の所まで勇者にたどり着かれてしまったらゲームオーバーです。
勇者も道中で攻撃を仕掛けて来てこちらがつるはしでブロックを破壊するのを邪魔してきます。
パーティー編成
自分の召喚したい魔物はあらかじめ「編成」という形で5体まで選んでチームを組み立てることが出来ます。ただし、5体の魔物の種族はバラバラにする必要があるので、強いドラゴンを2体以上持っていても同じチームに編成することは出来ません。
そして、コストがあるので少しランクを上げないと最初から強い魔物を入れようと思っても難しいです。ただ、イベントの様なフィールドで2、3回戦闘をしたら急激にランクが上がってコストが増えたので、少しやれば意外とすぐにコストは気にならなくなります。
魔物のスキルについて
魔物にはそれぞれ「アクティブスキル」と「パッシブスキル」が設定されています。
「アクティブスキル」は全てのモンスターが所有しているのですが「パッシブスキル」は持っていないモンスターもいます。強い魔物は大体「パッシブスキル」を持ってるので、目安にしやすいです。
- アクティブスキル:ゲーム画面上でタップして発動するスキル
- パッシブスキル:魔物をチームに入れた時点で発動するスキル
アクティブスキルを発動する為には、対象の魔物の一定の数だけ召喚する必要があります。
ゲームの難易度
何時間か遊んでみた感想としては、ゲームとしての難易度は「簡単」ですね。これからドンドン難しいステージなどもアップデートで追加されると思いますが、30分ぐらい遊んだ時点で「超級」の難易度でもクリア出来たので、初めて遊ぶ方にもおすすめ出来る難易度です。
チュートリアルはじっくりと15分あるので(初回でも全てスキップ可能)ゲームを普段やらない人でもシステムの理解がしやすいと思いますし、チュートリアルをスキップしても何となくやっていくうちに操作が分かるようなシンプルさがあります。
何なら、適当にブロックを掘っているだけでも運がよければ勝てたりもするので、ビギナーズラックが発動しやすいようなゲームでもあります。
リセマラの方法
ゲームアプリを遊び慣れている人なら気になるのは「リセマラ」についてだと思います。
- リセマラ:「リセットマラソン」の略で初回ガチャで良いキャラを当てるためにアプリをインストールし直すのを繰り返すこと
この「勇こな」ではリセマラ自体は非常に簡単で、チュートリアルを完全にスキップできるので、初めてすぐにスキップしてガチャを引くことが出来ます。
引けるのはチュートリアルガチャ(スキップしても引けます)と現在であればアプリのリリース記念でもらえる「金の魔王石(75個)+ログインボーナスの金の魔王石(5個)」で10連ガチャ1回(50個消費)と単発ガチャ(5個消費)6回です。
リセマラの当たりキャラ
ゲーム内での魔物のランクは★1~★5で、基本的に★5のキャラクターが2体当たればリセマラでは基本的に当たりで中でも「★5 じゃしん」「★5 マッコウクジラ」が大当たりです。
ただし、チーム編成の所でも説明したように、同じ種族は同じパーティーに組み込めないので、違う種族の★5の魔物が2体当たっていると良い感じです。
ちなみに私の場合リセマラをしていないのですが、1回目で「★5 じゃしん」「★5 ツチノコ」が当たったので、それで開始しました。
普通のガチャに比べるとピックアップの方が強い魔物が出現する確率が上がっているので「ピックアップガチャ」を引くことをおすすめします。
序盤の進め方と攻略法
ゲームを始めて見ると、私自身どのように進めて良いか分からなくて困惑した部分があるので、どのように進めてたら良いか解説していきます。
簡単な流れとしては、下記の流れが最初に始める場合はスムーズだと思います。
- ホーム画面で宝箱を全てタップで回収
- プレゼントBOXを確認して全て受け取る
- ガチャ(良い魔物が出なければリセマラ)
- プレゼントで受け取った勇者を4人入れて採掘(ほうぎょくりゅう入手)
- 「ダンジョン」の曜日クエストやゲリラクエストにてコスト上げ
- ガチャで当てた★5魔物や「ほうぎょくりゅう」をチームに入れる
ゲーム内の操作・ゲーム画面タブの説明
ホーム
ホームではブロックの採掘が楽しめますが、基本的に配布アイテムの回収とミッション報告・プレゼント回収がメインです。
1日に1回開いて配布アイテムを回収して、あとはたまにミッションの達成状況を確認するのに使う程度です。
ダンジョン
ダンジョンは本作のメインコンテンツで、ストーリー、イベントクエスト、曜日クエストなどを進めていきます。
イベントクエストや曜日ダンジョンは魔物の進化に使用するアイテムが手に入ったり、経験値が比較的多いので、最初にある程度チームのコストを上げたい時にはこちらを優先した方が良いと思います。
魔王の部屋
チームの編成や魔物の強化・進化などを管理することが出来るタブです。やり始めた時に、手に入れたアイテムはどこで確認できるのか分からなかったのですが、BOXに魔物と勇者と一緒にアイテムも収納されています。
図鑑などの要素もこちらにあるので、確認したい時はこの魔王の部屋を訪れましょう。
採掘
手に入れた「勇者」はどうするのかというと、こちらの採掘で使用します。
勇者を追加して採掘をさせると、アイテムや魔物を見つけて来てくれます。ちなみに、勇者は消費アイテム扱いで1回採掘に使うと無くなってしまうので注意が必要です。
初回特典としてもらえる勇者4人をこの採掘に同時に行かせると「★5 ほうぎょくりゅう」を入手できるので、ぜひやっておきましょう。
ガチャ
言わずもがな、みんなが大好きなガチャですね。
ピックアップと通常のガチャがありますが、基本的にはピックアップの方が良いと思います。
ショップ
下のタブの一番右側は課金要素と、BOXの拡張が出来るコーナーです。
他のゲームアプリなどでは、アイテムとモンスターは別扱いの場合が多いですが「勇こな」では「アイテム」「魔物」「勇者」がすべて一緒のBOXに収納されるので、結構BOX拡張は重要になってきます。
長く遊ぼうと思ったら、余った金の魔王石である程度BOXを拡張しても良いかもしれません。
体験した感想とレビュー
私自身は「勇者のくせになまいきだ」のシリーズを経験していて、上手く魔物に養分を与えて育てて、勇者が攻略できないようなダンジョンを作るのが好きだったので、正直に言うと今作はシリーズ作としては評価は高く無いです。
シリーズの経験者は「勇者のくせになまいきだ」とは全く別のゲームだと思ってアプリを始めた方が良いとは思います。ただ、ゲームアプリとしての出来はかなり高く、普通におもしろいゲームに仕上がっています。
もちろん魔王のしゃべりがおもしろいのもあるのですが、個人的に一番気に入っているのは、プレイしているときの爽快感です。
ブロックがぐらついている間に、他の魔物の3体以上繋がる組み合わせを作っていくとコンボになりますが、上手くスライドを組み合わせていくと面白いほどコンボが繋がって大量の魔物を召喚することができます。
これが、他のパズル要素のあるゲームアプリと比べてスカッと爽快感を感じられるんですよね。
最初に触った時には全然コツがつかめないのでコンボを組むのは難しいですが、それで止めてしまわずにもう少し続けて見るときっといつの間にかその魅力に取りつかれていると思いますよ。
ぜひおすすめなので遊んでみてください。もちろん基本プレイは無料です。