OPUS: 魂の架け橋 | 受賞ゲームアプリを本気レビュー

最近ゲームのランキングでも急上昇を見せているのがこの「OPUS: 魂の架け橋」です。

見ての通り非常にグラフィックが洗練されていて、アンニュイな雰囲気が堪らなく良いですね。

数々の賞を受賞して、東京ゲームショウでもベスト8に選出されていて、既に評価されている作品になっています。

面白くないはずがないので、さっそくレビューしていきましょう。

OPUS: 魂の架け橋

OPUS: 魂の架け橋
開発元:SIGONO INC.
無料
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ストーリー

OPUS: Rocket of Whispers – Official Trailer

※動画は英語版

積もった白雪を踏みしめ、荒涼とした大地を越え、彼らは願う。いつの日か、星まで届くロケットを作れるようにと。——これは目の前で繰り広げられる、長く孤独な旅のお話。

「ロケットの発射が成功したら、奴らがもう見えなくなるんだよな?」と困った顔でヨハンが聞けば、

「もちろんよ!私達の目標は、彼らを銀河へ送る事でしょ!」とフェイが自信満々で答える。

世界は一度終わった。最悪の疫病によるパンデミック後の世界、廃墟と化した街のいたる所で彷徨う霊魂達。この世界でたった2人生き残った「巫女」のフェイと、「ロケット技師」のヨハン。

ゲームの中であなたは2人の代わりに荒唐無稽な夢を実現させる事になる。魂を載せるロケットを製作し、銀河の果てを目指して打ち上げよう。そして霊魂を「宇宙葬」を通じて、全ての生命の起源―――宇宙へ連れて帰ろう。

荒廃した町でロケットに思いを託して、ひたすらに開発を続ける

最初からもの悲しさが漂う街で、コツコツとアイテムを入手しながら、お話を進めていきます。

自分でプレイすることで、どんどんとキャラクターに”入り込んで”いくので、自分の良く知った人物のお話のようにグングン引き込まれていきます。

美麗なグラフィックと相まって、感動の数値がどんどん高まっていくストーリーで、涙腺が弱い人はポロポロ泣いてしまうかもしれません。

自分だったらどうするだろう?

そんな風に考えるとフェイとヨハンの2人のやるせなさや心の強さの様なものを切に感じ取れるゲームになっています。

最近のゲームアプリはストーリーよりも、如何にガチャを回させるかみたいなものに囚われて、ゲームの大事な物語性を失いつつある気がします。

でもこの作品はそんな私たちに、ゲームとは如何にあるべきかというものを教えてくれるような作品になっているように思います。

ゲーム性

探索とストーリー展開がこのゲームの大半を占めていて、ロケットの材料を探すためにも、探索用の装備が必要ということで、育成?的な感じでどんどんとモノを集めていきます。

昔のゲームでも”探索”って楽しかったように、やっぱり何かを探して手に入れるってこと自体が面白いですよね。

ストーリー進行には必要の無いアイテムも多々ありますが、その一つ一つを見ていくと、物語に幅が出てくるというか、深みが増すというか、全貌が見えてくる感覚です。

町の場面では、珍しい真上からの視点で移動をすることになりますが、やや操作が難しい感じがあります。ただ、慣れてしまえば問題ないので、すぐ楽しさの方が勝るようになりますよ。

課金要素

ダウンロードからストーリーの途中までは完全に無料なのですが、途中から進めるには課金が必要になってきます。世知辛いですね。

ただ、ハマれる作品ですし、ランチを1回抜けばアンロック出来る位なので、最後まで進めてみてはいかがでしょうか。最初に言ったように感動の最後が待っていますよ。

あとはお好みでアイテムの課金が可能なので、こだわる方はこちらで課金しても良いかもしれませんね。個人的には課金者だけ得られるアイテムは好きじゃないので、私はストーリーだけで、こちらには課金していません。

総合評価

総合評価は以下の通り、かなり満点に近いです!

ゲームアプリ評価
面白さ
(4.5)
デザインの美しさ
(5.0)
ストーリー
(5.0)
総合評価
(4.5)

何といってもグラフィックが素晴らしくて、光や音楽と相まってとても幻想的な世界を演出してくれているように思います。

前評判と同じように非常におすすめ出来る作品になっているので、途中まででも進めて世界感に浸ってみてはいかが?

OPUS: 魂の架け橋

OPUS: 魂の架け橋
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