※当ページのリンクには広告が含まれています
みなさんは「ライフハック」ってご存知でしょうか?
何となく生活を良くするための方法だと思われている方が多いかもしれませんが、実は「仕事術の一種」なんです。
「仕事術」のことで、いかに作業を簡便かつ効率良く行うかを主眼としたテクニック群
ただ、いわゆるお金を稼ぐための”仕事”だけでなくて、勉強だったり家事だったりもある意味仕事をこなしているワケですから、ライフハックは応用できます。
今回は、私が実際に読んだ「ライフハック大全」を実践・試してみて捗った方法を中心に個人的な感想を踏まえてお伝え出来ればと思います。
ライフハック大全とは?
ライフハック大全とはライフハックのためのアドバイスやコツを紹介した書籍で、書籍版とKindle版で販売されています。執筆者は「Lifehacking.jp」というメディアも運営されている堀正岳さんです。理学博士ということで、気候についても造詣が深いお方の様です。
参考 参考ページLifehacking.jp内容は9つのセクションに分かれていて、シチュエーションや目的に合わせて役立つライフハックが細かく・丁寧に紹介されています。とっても読みやすいのでおすすめです。
- 人生を変える7つのライフハック
- 時間管理
- タスク管理
- 集中力・ストレス対策
- 読書・情報収集・学習
- 発想・アウトプット・思考
- コミュニケーション&チーム
- 日常生活・旅行
- 習慣化・やめない技術
それぞれのセクションに合わせてライフハックの提案がされているのですが、全部で250の提案・紹介がされていて、どんな方でも少なくとも1つは自分の生活や習慣を変えるための「キッカケ」を得られる本だと思います。
私自身も本書を読んでみて色々と生活を変えるキッカケを貰ったので、実際に実践してみて「これ捗ったな…!」と思った方法を厳選して、個人的な感想も交えて10個だけご紹介しようと思います。
実践して捗ったライフハック10
1.ATOKによく使うワードを単語登録
「単語の登録」機能は”読み方が特殊な漢字“だったり”変換しにくい漢字“を登録するために使われますが、よく使うワードを登録して「短縮よみ」に設定するとすぐに呼び出すことが出来ます。
- IME(画面下のツールバーに「A」とか「あ」と表示されている)の上で右クリック
- 「単語の登録」をクリック
- よく使うワードを「単語」に入力
- よく使うワードを呼び出す時に使用する文字を「よみ」に入力
- 「品詞」の中の「短縮よみ」を選択し「登録」
- 「よみ」に入力した文字を打つと予測変換に表示される
よく使うワードって例えばどんなモノ?
「おせ」を入力すれば「お世話になっております」とか「じたく」を入力すれば「東京都〇〇区〇〇…」とか頻繁に使う用語や入力が面倒な用語を登録すると便利です。
ATOKの単語登録自体は知っていたのですが、この機能をより便利に使用することに気づけたのが大きかったです。ライフハック大全ではさらに便利な「TextExpander(有料)」を紹介していますが、私はこの機能で割と満足しています。
最近では住所・カード番号・IDなどはブラウザが記憶してくれることも多いですが、メール等で入力する場合や、どうしても手入力が必要な場面があるので、設定しておくと捗ると思います。
2.Cliborを活用
PC上でコピーした履歴を保存してくれて、過去に遡ってペースト出来るのが「Clibor」です。履歴の他に定型文としてよく使う文言を登録できるので、非常に使い勝手が良いです。
単純に作業効率が上がるので前述の「単語登録」と並行して使うことでかなり仕事・作業が捗っています。PCにインストールするだけで簡単に使えるのでおすすめです。
参考 Clibor作者HP3.やらない事リストを作成
ToDoリストの様な”やる事リスト”はよく作られるんですが、反対に”やらない事リスト“を作って生産性を高めようという考え方です。
私は作成した「やらない事リスト」を後述するアプリと連動させて「やらない事を習慣化」する様にしています。習慣化してしまえば管理はかなり楽です。
私自身のやらない事リストの一部は下記の通りです。
- 午前中はSNSを見ない
- 必要無い書類を溜め込まない
- 週に1回以上お菓子類を口にしない
- 忙しいという理由で誘いを断らない
このリストを作成するまでは、自分の中でも一貫性が無くて、ある意味フラフラしていたのですが「やらない」と意識することで判断するために使う時間と労力が減ったので、スッキリ出来て良いです。
しばらくリスト通りに生活してみて「やはり必要だ」という事であれば変更すればいいので、とりあえず作成してみることをおすすめしたいです。
4.Streaksアプリで行動回数を数えて習慣化
前述の「やらない事リストを作成」とも連動して、自分の中での習慣を作るためにアプリを活用するのがおすすめです。
使っているアプリは「Streaks(有料)」というアプリで、12個までタスクを入力可能で、タスクが出来た or やらない事をやらなかった という事を記録できます。
登録したタスクを長押しするだけで記録が出来て簡単+ヘルスケアアプリと連動しているので、歩数などをタスクに組み込んで自動的に達成状況を記録できるのがおすすめポイントです。
個人的に実践した意見として「水を2L飲む」とか「摂取カロリーを〇〇までに抑える」という様な換算が面倒なタスクは判断が難しいのでタスク化しにくい気がしています。
ただ、アプリに登録したタスクを毎日続けていくと確実に習慣化できますので、続けたい事がある方にはおすすめです。自分の気持ちだけで習慣化するのってなかなか難しいんですよね。
詳しくはコチラの記事でアプリを紹介していますので、気になる方はどうぞ。
1,000円で生活が変わる素敵なライフハック有料アプリを紹介5.仕事をテンプレート化
これは仕事で使用したファイルの保存方法なのですが、1つの仕事ごとにフォルダ(日付と仕事名)を作成して、その中に仕事で使用したモノを全てツッコむという方法です。
- Word, Excel, PPTファイル
- 参考にした論文
- 参考にしたホームページURL
- 使用した画像
とにかく使用したモノは、たとえ以前別のフォルダに保存したファイルであろうと、全てそのフォルダに入れて管理することで、ある意味”仕事をテンプレート化“してくれます。
似たような仕事があった場合には、そのフォルダを開けば環境が整っているので、以前より速いスピードで仕事に取り組むことが出来るはずです。
6.Noisliアプリで環境音を活用
自宅で何か仕事や作業をする時って集中力が欠けたり・すぐにネットサーフィンしてしまったりするので、環境音をBGM代わりにすると集中力が増して作業が捗ります。
ほら、カフェで作業する時とかって仕事が捗ったりするじゃないですか?それと同様な感じで、この記事を書いている時も「環境音」を流しながら作業しています。
使用しているアプリは「Noisli(有料)」で、流せる環境音は16種類と豊富なので色々な音を感じながら作業が可能です。
- 雨
- 雷雨
- 風
- 森
- 木枯らし
- 川
- 海
- 水
- 炎
- 夜
- カフェ
- 電車
- 扇風機
- ノイズ1
- ノイズ2
- ノイズ3
特に自宅での作業に向いていると思いますが、周りの音が気になって集中できない環境でもイヤホンをつけて聴くと良い感じに作業できます。音楽よりおすすめですね。
詳しくはコチラの記事でアプリを紹介していますので、気になる方はどうぞ。
1,000円で生活が変わる素敵なライフハック有料アプリを紹介7.Scan Snapで電子化
捨てるには惜しい資料だったり、重要な事が書かれているから捨てられない書類だったり、どうしても書類って溜まりがちだと思うんですが、電子化することでスッキリします。
使っているのは「Scan Snap iX500」で、職場には以前からあったのですが、自宅用に購入しました。ちなみにお値段は少しお高めです。A4で両面スキャン可能なので手軽で便利です。
購入した後にやった事としては、とにかく家中にある書類を集めて「コレクションとして取っておく書類」と「紙で持っている必要がある書類」以外はスキャン・電子化して廃棄しました。
資料は5分の1位になってかなりスッキリしていますし、いつでも電子上で閲覧可能なのである意味以前より便利になっています。
名刺も特別に保管しておくべきモノ以外はスキャンして廃棄したので、こちらもスッキリです。1台あると便利なので、高価なのですが購入を検討してみてはいかがでしょうか。
8.持ち物を「使用中・保管中・飾り」で分類する
モノの考え方ですが「使用中・保管中・飾り」で分類して、それらに該当しないものは処分することで、スッキリした持ち物にして作業効率を上げるのが目的です。
それぞれのモノの位置もしっかりと分類することで探し物の時間も減りますし、単純に余分なモノを持っていないことが気持ちいいです。
9.無印良品のEVAケースで小物整理
無印良品に売っているチャック付きのEVAケース(¥100程度)を使って、細々したガジェット類やケーブルをまとめて管理しています。
ファイルボックスなどと一緒に使うと、EVAケースを立てて保管できるので、管理もしやすいし場所も取りません。地味ですが結構役立っています。
参考 EVAケースページ無印良品10.Serial Readerアプリで英語の勉強
この「Serial Reader(無料)」は英語の学習に最適だと感じているアプリなのですが、英語の古典作品を毎日いい感じの長さで配信してくれます。
英語の書籍を1冊読もうと思うと、なかなか気が重くて、本を持つ気にさえならない方が多いと思います。英語を勉強するには毎日”英語に触れる“のが重要ですので、このアプリで毎日触れるのは効果的です。
本当にちょうどいい感じの長さで読めますし、作品自体も楽しめて次の日に読むのが楽しくなるので、英語に触れる習慣作りにもピッタリだと思いますよ。
ライフハックのススメ
自分の生活・仕事のスタイルってだんだんと固定化されていくので、変えにくいモノになりがちですが、思い切ってライフハックして変えてみると良い刺激になって楽しめます。
様々な事が効率化できる可能性もあって、余暇に回すことのできる時間も増えますし、新たな発見が多いので人として成長できた気分にも浸れます。
今回の記事では10個だけ大雑把に触れただけですが「ライフハック大全」には250個もライフハックが丁寧に紹介されているので、ライフハックに興味のある方は読んでみることをおすすめします。
きっと、何か生活を変えてくれるキッカケをつかめると思いますよ。